XPB Images

【有料記事】法外な値段でもチケット完売。一般消費者を除外してでも収益をあげたいF1のボスたち

9月30日

 F1は、最も筋金入りのファンを高い価格で排除しているとして批判されている。2023年のグランプリレースの観戦料は、ほとんどのイベントで非常に高額になっているのだ。だが一部のグランプリはすでにソールドアウトしていることから、主催者は価格について正しい判断をしたと言えるかもしれない。莫大な収益を確保できれば、これまでに行った多額の投資を回収するのに役立つだろう。

 最近、すでにチケットを販売している5グランプリのうち、カナダ、オーストリア、イギリスの3つのグランプリが販売開始後すぐに完売となったことが明らかになった。シルバーストンのケースはとりわけファンの怒りを買った。公式チケットシステムは、ウェブサイトに同時にアクセスしたファンの数に対応しきれずに2回にわたってクラッシュした。さらに悪いことには、残りのチケット枚数が減るにしたがって自動的に価格が上昇していった。つまりファンたちは、同じグランドスタンドのチケットを買ったとしても、まったく違う値段を支払うことになった。


…記事の続きは一般会員登録後閲覧できます。

この記事は一般会員専用のコンテンツとなります。

※月額216円の一般会員登録を行う事で、F速独自の連載コンテンツを閲覧することができます。

※プレミアム500会員は、一般(216円)+プレミアム会員(324円)が一つの契約で一括登録される会員状態となります。プレミアム会員に登録すると、厳選されたF速本誌の最新記事をお楽しみいただけます。
会員登録ページへ
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。