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【】F1パワートレイン事情:グリッド降格を受けても信頼性を得るメリット。エンジン交換によるペナルティが多発

9月22日

 ヨーロッパラウンド最後の3連戦は、多くのドライバーが新しい内燃機関(ICE)を次々と投入した。

 まず3連戦初戦の第14戦ベルギーGPの金曜日に、メルセデスの2台、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、マクラーレンの2台、エステバン・オコン(アルピーヌ)、アストンマーティンの2台、ウイリアムズの2台、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の11人だ。このうち、フェルスタッペン、ランド・ノリス、オコンがそれぞれ4基目、ボッタスが5基目となったため、グリッドペナルティを科された。

 翌日の土曜日には、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、周冠宇(アルファロメオ)、ミック・シューマッハ(ハース)がICEを新しくし、それぞれグリッドペナルティを受けた。

 さらに日曜日には角田裕毅(アルファタウリ)も5基目のICEを投入。合計15人のドライバーが新規のICEを使用することになった。この中には、信頼・耐久性に不安があって新規のICEを投入した者もいるだろうが、ほとんどのドライバーは戦略的な判断だった。


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