【F速プレミアム】王者フェルスタッペンの戦い:モンツァでのブーイングに動揺みせず「僕は全然気にしていないよ」
9月21日
F1第14戦ベルギーGP、第15戦オランダGP、第16戦イタリアGPで3連勝を飾ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2022年シーズンはあと6戦残っているが、フェラーリのシャルル・ルクレールに対しに116ポイントの差を広げている。スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーが3連戦を振り返る。
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夏休み明けの3連戦で、マックス・フェルスタッペンは3勝をあげた。休み前から数えれば5連勝だ。F1世界選手権タイトル防衛に向けて歩みを進める“スーパーマックス”にとって、まさにこれ以上は望むべくもない結果だった。
フェルスタッペンは夏休み直前のフランス、ハンガリーの両グランプリを制した。そして、戦いが再開されたベルギーのスパ・フランコルシャンでも、休みに入った時と少しも変わらない強さを示したのである。
ハンガリーでの見事な勝利へのドライブと同様に、マックスはベルギーでも14番手グリッドからスタートしながら、文句なしの優勝を果たした。オランダでは、結果としては昨年からの2連勝で終えたものの、今回は特にメルセデス勢の速さに手こずり、レース終盤のセーフティカーがもたらした幸運と、レッドブルのチーフストラテジスト、ハンナ・シュミッツの完璧な戦略に救われることになった。そして、イタリアではエンジン交換により、5グリッド降格のペナルティを負わされた。
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