【F速プレミアム】シーズンの流れを決めるサマーブレイク前の4戦とメルセデスの復調/スペイン人ライターのF1コラム
7月7日
F1は7月31日の第13戦ハンガリーGP終了後に1カ月のサマーブレイクに突入する。タイトル争いの趨勢が決まるのはまだ時期尚早だがアレックス・ガルシアはある予感がするという……。ヒートアップする7月の4戦と今後のタイトル争いの状況について語った。
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私がこの文章を書いている間にも、F1は1年で一番多忙な時期に備えている。夏期休暇前の5週間の間に、シルバーストン、レッドブルリンク、ポール・リカール、ハンガロリンクで4戦が開催されるのだ。私はいろいろな意味ですべてが7月に決まるという気がしている。結局のところ、選手権の20%は非常に短い期間に開催される。だからこそ質問したいことがある。マックス・フェルスタッペンはすでに大差をつけているので、今シーズンのタイトルを間違いなく獲得すると言い切るのは時期尚早だろうか?そう、早すぎるだろう。では、この話は終わり!来月またお会いしよう!待って、まだあなたはそこにいる?では、もう少し議論してもいいかもしれない……。
そう、そもそも早すぎるのだ。シーズンはまだ半分も終わっていないのだから。つまり序盤の数戦で起きたことは、残りのシーズンでもふたたび起きる可能性があるし、もう少し多くのことが起きるかもしれない。基本的には、フェルスタッペンが不運に見舞われ、ルクレールが順調な走行をすることもあり得る。
もしくはメルセデスが失っていたパフォーマンスを取り戻し、ハミルトンかラッセルが予想外のタイトル挑戦者となるかもしれない!そう言う意味では、話をするのはまだ早すぎる。それにもかかわらず、予感があるのだ……。2022年シーズンは状況が本当に変わるにはもう遅すぎるのではないかという感触だ。
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