
【】ペレスが最後尾から2位「カート時代を思い出すようなバトル。心拍数が上がったけど楽しかった!」/F1第10戦
7月4日
2022年F1イギリスGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位を獲得した。
最初のスタートではポジションを落としたが、赤旗後の2回目のスタートではポジションを維持。しかしシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのバトルで接触があり、ペレスはフロントウイングがダメージを負ったため、5周目にウイングとタイヤを交換、最後尾まで落ちた。上位争いから脱落したかのように思われたペレスだが、その時のミディアムタイヤで長いスティントを取ることで終盤は4番手に浮上。セーフティカーが出動したため、ポジションを落とさずタイヤを交換、SC前は大きなギャップがあった3番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)のすぐ後ろを走ることになった。リスタート後にハミルトン、ルクレールと激しく2番手を争い、ふたりを抜いたペレスが2位でフィニッシュした。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ミディアム→ソフト
今週末はスムーズではなかったが、日曜は僕たちとチームにとっていい一日になった。今、身体的に100%の状態ではなかったうえに、序盤に最後尾に落ちてしまった。そこから2位をつかんだのだから、最高の結果だよ。
リスタート後の1周目にシャルルと接触し、フロントウイングを壊したため、最後尾にポジションを落とすことになった。そこから戦って順位を上げていかなければならなかったが、最終的にこういう結果を得ることができてうれしい。
それに、カルロス(・サインツ/フェラーリ)が初優勝を挙げたこともよかったね。その喜びを彼と分かち合い、彼とご家族にとっての最高の瞬間を共有できてとてもうれしいよ。
今日のレースはとても楽しかった。ハードでフェアな戦いで、カート時代を思い出すようなバトルだった。全員が必死にプッシュし、ホイール・トゥ・ホイールで攻め合って、終盤は心拍数がかなり上がっていたと思う。今日のレースは、最後まで諦めないことが重要だった。
(autosport web)
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