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【F速プレミアム】コロナ禍のメディア戦略で新たな人気を獲得したF1/スペイン人ライターのF1コラム

5月12日

 多くのレース会場でチケット完売が相次いでいるF1。なぜこれほどまで人気が爆発しているのか、コロナ禍でF1が行ってきたソーシャルメディア戦略の効果をスペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアが分析する。

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 2022年のF1シーズンは3月に開幕した。新たなレギュレーションと新型マシンがあり、そして新たな結果も出たようだ。今年開幕からの数戦で、序列にはすでに大きな変化が見られている。フェラーリは侮れない存在となり、レッドブルも戦いに残っている……しかしメルセデスは苦戦中だ。そのさらに後方では、ハースとアルファロメオもフェラーリのように再生し、毎レースでポイントを争う本命チームとなっている。

 公平に見て、第3戦オーストラリアGPおよび第4戦エミリア・ロマーニャGPでのレースは素晴らしいものだった。改修されたアルバートパークは優れたレースを生み出すための変化を遂げ、おそらくはさらに手ごわくなったことを証明した。イモラは想像していたとおりすべてが情熱的だった。観衆は熱狂し、信じられないような雰囲気に包まれていた。フェラーリがタイトル争いをしているなか、モンツァでどうなるのか見るのが待ちきれないほどだ!もちろんマイアミも壮大な会場だ。地元の反対があったので主催者は困難に直面したが、ここはアメリカにおける重要なF1イベントになるポテンシャルがある。


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