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【】ホンダF1辛口コラム 第4期総括(後編):成功に導いたトスト代表のポリシー「彼らが必要とするものをすべて与えよ」

1月29日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブルの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。今回はホンダ第4期の総括をそれぞれ前編・後編に分けて掲載します。

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 厳しい寒さには慣れている私だが、散歩をするより暖炉のそばで座っていたいと思うような天候が続いている。家の中に閉じこもっているせいか、ホンダF1の第4期を振り返りながら、ノスタルジックな気分に浸ってしまう。単に年を取り過ぎたせいなのかもしれないが……。

 ホンダが初めてF1に参戦した1960年代に私はまだ若造だった。そして1980年代中盤から1990年代序盤、ホンダがF1界を席巻しているころ、私はチームの一員となり、ホンダが苦しい戦いをしていた第3期にも、私はまだF1の世界で働いていた。第3期は彼らにとって困難な時代だったが、それでも2006年には優勝をつかんだ。振り返ってみると、ホンダは第1期、第2期、第3期と、どんな状況にあろうと、ある程度の成功は収めてきたことになる。


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