【F速プレミアム】グランプリのうわさ話：強引にスタッフを引き抜くアストンマーティンF1にライバルたちが反撃

1月25日

　事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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　毎年、シーズン終了後の恒例となっているのが、F1チームのエンジニアやテクニシャンたちの移籍劇だが、今年はいつもと異なる様相を呈している。アストンマーティンF1が、他チームとの契約が残っている有能な技術者たちを公然と引き抜きにかかり、新オーナーのローレンス・ストロールが定めた、今後3から5年で上位に食い込み、優勝やタイトルを争えるチームになるという目標の実現に向けて、なりふり構わぬアプローチを取っているためだ。

　そのやり方に、パドックでは激しい不満が噴出している。トップクラスのエンジニアを契約満了よりも前に獲得したい場合、まずチームに打診するのがこれまでのプロセスだったが、それがまったく無視されているためだ。ストロールは、F1でほとんどみられないような強引なアプローチで臨んでいる。

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