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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:危険を指摘されたサウジアラビアGPのコースが見直しへ

1月19日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 ジェッダ・ストリートサーキットのファーストセクター全体が、今年のサウジアラビアGP前に変更される可能性がある。GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は本質的な改良をコースに加えさせるために、FIAに圧力をかけ始めている。

 グランプリが初めて開催されたことで、このコースが特にマシンが異なるスピードで同時に走行するフリー走行と予選において非常に危険になることが明らかになったのだ。視界がきかないコーナーが連続しており、昨年は危ない場面があったものの誰も負傷することがなかったのは奇跡だった。ピットレーン出口は、ピットから出てくるドライバーがターン2からフルスピードで走行してくる他のドライバーに合流することになるので、変更される可能性が高い。

 なおバンクのあるターン13までの全セッションについては、FIAはドライバーとサーキット設計者のヘルマン・ティルケおよびカーステン・ティルケとの協議のもと見直しをおこなっている。レースまであと2カ月のため、重要な変更を短期間で行わなければならないプレッシャーがある。だがドライバーたちはより安全なサーキットを断固として求めており、新FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、彼らの提言に熱心に耳を傾けようとしているようだ。


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