2021年F1チャンピオン争い、最後のドラマのきっかけとなったのはニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)のクラッシュだった
【】ラティフィ「ミックとバトルをしてオフトラックに出てクラッシュしてしまった」:ウイリアムズ F1第22戦決勝
12月14日
2021年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィとジョージ・ラッセルはリタイアでレースを終えた。ラッセルは26周目にギヤボックスのトラブルが発生し、ラティフィは53周目にターン14でクラッシュを喫してリタイアとなった。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=リタイア(50周)
タフなレースだった。ずっとペースが上がらず苦戦を強いられていた。レース終盤にかけてミック・シューマッハー(ハース)とバトルをしていて、フェアなやり方ではあったけど、ターン9でわずかに押し出されるような形になった。そこでオフトラックを走ったためにタイヤが汚れてしまい、直後にわずかなミスをして、運悪くクラッシュしてしまったんだ。言うまでもなく、こんなふうにシーズンを終えたくはなかった。残念だね。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=リタイア(26周)
ギヤボックスにトラブルが起きて、最終的にはリタイアを強いられた。エアボックスに何か異物が入ったのかもしれない。本当の原因はこれから詳しく調べる必要があるけど、いずれにしても、僕らにはどうすることもできなかった。こういう形でシーズンを終えるのは残念だ。
けれども、重要なのはコンストラクターズ選手権で8位を確保したことだ。これは今年の最終結果として望んでいた以上のものであり、この週末が始まる時点での目標だったからね。僕らがチームとして成し遂げたことを誇りに思うよ。そして、グローブ(ウイリアムズの本拠地)のみんなのハードワークに感謝している。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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