
【】レッドブル代表「レースの神様の助けもあったが、22戦の戦いでつかんだタイトル」ホンダにも感謝/F1アブダビGP
12月13日
2021年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは優勝を飾り、自身初のドライバーズチャンピオンの座に就いた。セルジオ・ペレスはリタイアを喫した。ホンダはペレスのパワーユニット(PU)のデータに異常を確認したと述べている。
■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
最後の10周は、レースの神様からの助けが必要だと考えていた。するとありがたいことにセーフティカーが出動したのだ。
今シーズンは素晴らしい戦いをしてきた。そしてマックスが世界選手権を制することができた。ここの一戦だけではなく、一年を通した戦いのなかで勝ち取ったのだ。彼はドライバーとして一貫して素晴らしいパフォーマンスを示し続けた。
ルイス(・ハミルトン)のことも讃えたい。一年を通して驚異的なライバルだったし、偉大なる世界チャンピオンだ。手強い相手だった。だからこそ、今年のタイトルを獲得したことの功績はより大きいものになった。
このチャンピオンシップは最後のラップに確定した。あのピットストップをしてソフトタイヤに交換したのは素晴らしい戦略だった。そしてあれを成し遂げたのはマックスの力だ。典型的なマックススタイルだった。ターン5からバックストレートまで、私は叫び通しだったよ。マックスはしっかり仕事をやり遂げてくれた。彼とチームのことを心から誇りに思う。一年を通して経験してきたこと、強力で偉大なライバルを相手に成し遂げたことは、私の誇りだ。
チェコは今日、完璧なチームメイトだった。彼は完全にすり減ったタイヤでルイスを後ろに抑え続け、最高のドライビングを見せた。彼がいなければ、マックスはワールドチャンピオンにはなれなかっただろう。今日はチームの全員がそれぞれの戦略を完璧に実行したのだ。
22戦を通して、この世界選手権を勝ち取ったというのが事実だ。ホンダのこの数年のチームワークとサポートにも感謝したい。今後は別の形でパートナーシップを継続していく。今後も成功を収め続けることを楽しみにしている。
(autosport web)
インフィニティ・レッドブル・レーシング関連記事
- 【王者フェルスタッペンの戦い】“鋼の精神”でチャンスを掴み逆転優勝。チャンピオン争いに一歩前進
- 3分で読むF1ココだけの話:パートナーのHRCスタッフも立ち入れないレッドブル・パワートレインズの一画とVWの関係
- レッドブル代表「フェラーリがステイアウトしてくれて本当にラッキーだった」/F1第5戦決勝
- ペレス、センサートラブルで30馬力をロス「表彰台に上れる速さがあっただけにがっかり」レッドブル/F1第5戦決勝
- フェルスタッペン今季3勝目「素晴らしい挽回。ただ信頼性不足は大きな課題」レッドブル/F1第5戦決勝
- レッドブル代表「マックスはよく挽回した。2列目からでもフェラーリに勝つチャンスはある」/F1第5戦予選