2021年F1第22戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

【】ペレス「マックスにトウを与える計画が大成功。素晴らしいチームワークだった」レッドブル・ホンダ/F1第22戦予選

12月12日

 2021年F1アブダビGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは4番手だった。ペレスはQ3でチームメイトのマックス・フェルスタッペンを助けるため、ターン9までのストレートでトウ(スリップストリーム)を与えた後、バックオフ。このサポートによりフェルスタッペンはポールポジションを獲得した。その後、フェルスタッペンは、ペレスの2周目のアタックラップでトウを与えた。

■セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
FP3 4番手(1分24秒047:ソフトタイヤ/21周)
予選 4番手(Q1=4番手1分23秒350:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分23秒135:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分22秒947:ソフトタイヤ)

2021年F1第22戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第22戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 今日のチームワークは素晴らしかったと思う。特にQ3ではうまくいった。チームがこの結果を出すことができてうれしい。マックスがポールを取ることができて本当によかった。

 予選前にマックスと、トウを利用することについて話をした。そして、チームとともに、成功させてみせたんだ。あれはタイミングがとても難しいんだ。近すぎると相手のマシンがダウンフォースを失い、悪影響を受ける。でも今回は完璧にいった。もう一度試してみても、うまくいかない可能性が高いと思うよ!

 今週末はチームの皆が大量の仕事をこなし、必死に努力してきた。うまくやることができて本当にうれしい。

 僕は4番グリッドで、理想的な位置ではないけれど、今日大事なのはその点ではなかった。最後のコーナーで3番手を失ったのだが、最悪の事態ではない。明日やれることがたっぷり残っているんだ。僕の目標は上位にいて状況をより良くすることだ。スタートでランド(・ノリス)を抜いて、序盤からマックスをサポートしたい。ソフトタイヤスタートによってできることはたくさんある。

 長いゲームになる。スタートタイヤがレース結果を大きく決定づけることはないだろう。素晴らしいレースができると思うよ。



(autosport web)