2021年F1第21戦サウジアラビアGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
【】ラッセル「狭い高速コースで現行マシンの大きさを考えれば、事故は避けられない」:ウイリアムズ F1第21戦決勝
12月7日
2021年F1第21戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは12位、ジョージ・ラッセルはリタイアでレースを終えた。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=12位
体力的にも精神的にも、とてもタフなレースだった。リスタートが繰り返された上にセーフティカーもあり、何とかリズムとタイヤの温度を維持することに努めた。それでも僕は全力を尽くして戦い、幸いなことに、2度目のスタートの時に前方で起きたアクシデントにも巻き込まれずにすんだ。来週はアブダビでシーズン最後のレースを迎えるが、その前に多くを学んだという意味ではいいレースだった。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=リタイア(14周)
ターン3の小さなキンクを通過したら、コース上がクルマでいっぱいだった。減速するためにブレーキを踏んだ直後に、不運にも背後からヒットされた。それもクルマが宙に浮くほど勢いで、僕のレースはそこで終わった。残念だけど、このようにコース幅が狭いのに速度が高いサーキットで、現在のF1マシンの大きさを考えれば、アクシデントが起きるのは避けられないと言ってもいい。
アブダビへ向かうにあたって、このクルマからもうちょっとスピードを引き出し、フィールドの最後尾より少し前の方で戦えるようにする必要がある。来週は僕のウイリアムズでのラストレースだから、ぜひいいところを見せて終わりたい。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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