【】大クラッシュのルクレール、シャシーとPUは使用可能「チームの仕事を増やして申し訳ない」フェラーリ/F1第21戦金曜
12月4日
2021年F1サウジアラビアGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=7番手/2=10番手、カルロス・サインツはフリー走行1=6番手/2=7番手だった。ルクレールはFP2終盤にターン22でバリアにクラッシュ。幸いドライバーにけがはなかった。SF21は大きなダメージを負ったものの、フェラーリによると、シャシーとパワーユニットの交換の必要はなく、予定どおりレースで使用されるということだ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=7番手(1分30秒600:ソフトタイヤ/26周)/2=10番手(1分29秒772:ソフトタイヤ/23周)
残念ながら、望んでいたような一日の終わり方にはならなかった。でも、予定していたプログラムをやり遂げ、2回のセッションで望んでいたすべてのテストを終えられたのはよかった。ポテンシャルはあるし、もし明日すべてをまとめられたらいい一日になるはずだ。
チームには申し訳なく思う。明日に向けてマシンの準備をするために、たくさんの作業をしなければならなくなった。彼らへの感謝の気持ちを示すために、できる限り最高の結果を持ち帰れるよう全力を尽くす。
このトラックのことをすごく気に入ったよ。なかでも走っていて最高なのはハイスピードセクションだ。とはいえ、失敗が許されない、厳しいコースだ。最もチャレンジングなのは、ブラインドコーナーがたくさんあるなかで、正しいリズムをつかむことだ。でもそれができれば、走っていてよりエキサイティングになる。
グリップは予想していたよりも良かった。コースを清掃してくれた人たちのおかげで、昨日よりも埃っぽくなかった。独特だったのはコースの進化で、通常の市街地サーキットとは違っていた。
コース幅がとても狭いから、予選では正しいタイミングでコースに出て、トラフィックを避け、クリーンラップを取れるかどうかがカギになる。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ)
フリー走行1=6番手(1分30秒564:ソフトタイヤ/26周)/2=7番手(1分29秒589:ソフトタイヤ/24周)
トラックのことを知り、いつもと異なる種類のサーキットに慣れていくという、とてもエキサイティングな一日だった。ウォールの間をあれほどのスピードで駆け抜けるのはすごい緊張感だし、アドレナリンが大量に出るのを感じる。
今日はマシンの感触がとても良かったので、あとは微調整をして、タイヤとマシンのセットアップについて理解し、土日に向けてどういう戦略を取るのが正しいのかを見ていく。
自分がプッシュラップのときに、ブラインドコーナーで誰かがクールダウンしているのに出くわしたら、結構大変だ。スピード差がかなり大きいからね。だから、プッシュしていないときでも100パーセント集中していなければならない。
このトラックはミスをする余地がほとんどない。シャルルにとっては不運な一日になってしまったね。明日に向けてチームが彼のマシンを修復してくれて、ふたりで予選でプッシュできると信じている。
(autosport web)
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