
【】ペレス「ものすごく不運。バーチャルセーフティカーがなければ表彰台に上れた」レッドブル・ホンダ/F1第19戦決勝
11月15日
2021年F1ブラジルGP決勝で、レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは4番グリッドから4位を獲得した。スタートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抜いて、マックス・フェルスタッペンに続く2番手に上がるが、19周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれ、バーチャルセーフティカー導入の際にピットストップを行ったボッタスに前に出られて4番手に。終盤、後方に十分なギャップがあったことから、ソフトタイヤに履き替えてファステストラップを記録、ハミルトンからファステストラップポイントを奪った。
■セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)決勝=4位
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード→ソフト(71周)
接戦で楽しいレースだった。とはいえ、僕は楽しむためではなく、結果を出すためにここにいる。
とてもいいスタートを決めることができた。でもルイスを抑え続けるのは難しかった。全力を尽くしたけれど、無理だったよ。彼は飛ぶように走っていたからね!
バルテリには2秒の差をつけていて、表彰台をつかめる位置だったが、僕がピットインした2周後にバーチャルセーフティカー(VSC)が導入されたんだ。タイミングの面で僕たちはものすごくついてなかった。彼にとっては完璧のタイミングで、アンダーカットを成功させることができ、僕たちより5秒前にを走ることになった。
表彰台を逃がして悔しいが、5番手のフェラーリに大きなギャップを築いていたから、ファステストラップを狙いにいった。この1点はチームにとって重要だ。
メルセデスの直線スピードは信じられないようなものだった。対抗することなんてできなかったよ。今日の彼らは次元が違った。
全体的にみて、いい結果を出せたと思う。他にできることがあったとは思わないからね。ただ、VSCが出ていなければ、ボッタスの前でフィニッシュできたはずだから、そこは残念だ。
今日は運がなかったけれど、まだ3戦あるから、あらゆる可能性が残されている。これからもプッシュし続けるよ。次のカタールが楽しみだ。高い競争力を発揮できるといいね。
(autosport web)
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