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【】パドック裏話:F1引退を決意したキミ、チームの段取りにも我関せず

9月22日

 つねに我が道を行く。それがキミ・ライコネンの生き方だ。

 2001年、F1でのデビュー戦を迎えた彼が、グリッドにつく30分前まで昼寝をしていたというのは有名な話だ。また2009年末には、自腹を切ってでも別のカテゴリーへ行こうと決心し、翌年からWRC(世界ラリー選手権)で走り始めた。F1サーカスにはもう飽きたというのが、その理由だった。

 だが、2年間で十分にバッテリーを充電したライコネンは2012年にF1に復帰し、結局のところ、キャリアの第2ステージの方が前半よりも長くなった。

 そして、今季がF1でのラストシーズンになることを世間に公表するにあたっても、彼は周囲の事情などには構うことなく、マイペースを貫いた。


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