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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:2022年のF1競技規則の変更でタイヤ戦略に変化

9月22日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、グランプリごとに供給されるタイヤコンパウンドを、全ドライバーがレース中にすべて使わなければいけないという競技規則の変更を受け入れる姿勢を見せている。これは、全員がタイヤ交換のために2度ずつピットインしなくてはならないことを意味するが、そうなればオーバーテイクのチャンスを増やそうと極端な戦略が使われる可能性も出てくる。

 この変更は3年前にも議論されていたものの、マリオ・イゾラが述べたように、当時は「全員が同じ戦略に集約されることになり、レースがとてもつまらなくなってしまう」と考えられていた。

 しかし、まったく新しいマシンと18インチタイヤの導入を2022年に控えて、イゾラも変更をひとつの可能性として受け入れたのだろう。

「このような競技規則の変更によって、チームごとに異なる戦略が生まれるかもしれない。一方で、ファンにとってはあまり複雑に見えず、また大幅な変化を迫られずにすむかもしれない。それが今後の目標だろうが、我々はそれを最も効果的に達成するための方法を考えるべきだ」


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