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【】ホンダF1辛口コラム:オランダの好走から一転、かみ合わないピットストップがリタイアの原因に

9月21日

 ホンダがパワーユニットを供給しているレッドブルの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レッドブル・ホンダの走りを批評します。今回は F1第12戦ベルギーGP、第13戦オランダGP、第14戦イタリアGPの週末を辛口の視点でジャッジ。

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 海辺の森のなかにある私の住処では、夏の終わりが一年のなかで一番暮らしやすい季節だ。12カ月のうち9カ月は雨が降り、暗くて、寒い日々が続く。短い夏には暑さのあまり上半身裸で出歩く男たちもいるが、今はそういう人間に運悪く出会う危険もほとんどない。

 そういうわけで、妻はしばらくの間、日曜のランチを庭で取ることに決めた。あまりのんびり食事をいただいていると、テレビでグランプリを見ることができなくなってしまうが、それも彼女の計算のうちだ。

 55年も一緒にいると、敵のすべての行動を予測できるようになる。私は妻の策略を阻止するために、狡猾に動いた。オランダGPの日曜、「暑すぎて寝ていられない」という言い訳とともに、とんでもなく早い時間に起き出して、とんでもなく早い時間に朝食を用意してもらった。もちろん、その結果、ランチタイムも前倒しになることを想定したわけで、これが功を奏し、マックス・フェルスタッペンの熱狂的なファンの前でレッドブル・ホンダが勝利を挙げる、輝かしい一日を、ピエール・ユエット・カルバドスを飲みながら目撃することができた。


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