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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:メルセデスのフォーミュラEチームからふたりのドライバーがシート探しへ

8月25日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 2022年シーズンにメルセデスのフォーミュラEチームが終焉を迎えるという発表があったが、それによりニック・デ・フリースとストフェル・バンドーンが市場に出ることになる。つまり彼らのマネジメントチームは、すぐに2022年の代わりのシートを探そうと全力で動いている。

 ふたりが確実に新たな長期プロジェクトに参加できるようにだ。ふたりともメルセデスとの契約下にあるが、トト・ウォルフはもし彼らに手が届きそうなF1シートがあれば、彼らを放出する意志があるというのが一般の理解だ。ジョージ・ラッセルが本当にメルセデスに昇格し、バルテリ・ボッタスが代わりにアルファロメオ・ザウバーに加入することになったとしたら、デ・フリースはウイリアムズのシート候補になると噂されている。

 しかしバンドーンはグランプリレースでの選択肢がいっそう少ない。最も可能性の高い筋書きは、フォーミュラEにもう1シーズン残り、メルセデスF1チームのシミュレーター作業のほとんどを行うことだ。しかしながら、バンドーンはフレデリック・バスールと関係の深い企業のマネジメントを受けているため、アルファロメオ・ザウバーのシートのひとつに対する候補になるかもしれない。

 ボッタスが移籍せず、ジョビナッツィがチームに残留しない場合は特にだ。今後のレースでは、バンドーンはロバート・シュワルツマンやテオ・プルシェールのようなルーキーのチームメイトを従えてチームを率いることもできるだろう。


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