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【F速プレミアム】ライコネン観察日記:ピットでのミスで大量得点のチャンスを逃したアルファロメオ

8月12日

 キミ・ライコネンは、かつて私にこう語ったことがある。「幸運とか不運とかいうものがあるとは思っていない。シーズンを通じてみれば、いつも結局は差し引きゼロになるものだ」。いかにもベテランらしい達観だが、おそらく彼の見方は正しい。

 今年のイモラで、ライコネンは複雑なルールの谷間に陥るような形で9位を剥奪された。ローリング方式でのリスタートに向けてセーフティーカー先導で走行中に、彼はタンブレロでミスを犯し、7位から10番手まで後退してしまった。そして、8番手までポジションを戻したところで、リスタートが切られた。しかし、ルールによると、キミがその位置からスタートすることは許されず、いったんピットレーンに入ってからレースに加わらなければならなかったのだ。このため、彼にはペナルティが科され、一度は手にしたかに見えたポイントを失った。


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