2021年F1第9戦オーストリアGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)
【】ライコネン「クルマは悪くないが、トップ10に入るには少し足りない」:アルファロメオ F1第9戦決勝
7月6日
2021年F1第9戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは14位、キミ・ライコネンは15位でレースを終えた。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=14位
不満が募る1日だった。先週末と同様に、僕のレースは1周目に損なわれた。エステバン(・オコン)と接触して、ピットに入らなければならなかったんだ。その後のペースは良かったものの、みんなが僅差で競り合っていたので、そこから大きく挽回するのは難しかった。ずっとウイリアムズの1台の背後につかまっていて、しかもペナルティまで受けたからね。早く忘れたい週末になった。でも、パフォーマンスは悪くないから、シルバーストンではいいレースができることを願うよ。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=15位
クルマは悪くなかったが、トップ10に入るには少し足りない。そんなレースだった。最初のスティントをハードで長く走り、ミディアムに交換した後は10位争いの集団を追い上げることができた。
(フェルナンド・)アロンソが(ジョージ・)ラッセルを抜いて、僕も近いところまで迫っていながら、直後にセブ(・ベッテル)と接触してしまい、一緒にグラベルに飛び出してレースは終わった。ただ、あれがなかったとしても、結果は変わらなかっただろう。僕らはふたりともポイント圏内にはわずかに届かないところにいたからだ。
(Translation:Kenji Mizugaki)
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