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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:コース外でメルセデスとレッドブルのF1代表が舌戦

6月9日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 メルセデスF1代表トト・ウォルフとレッドブルF1代表クリスチャン・ホーナーとの舌戦が、アゼルバイジャンGPの期間中さらに白熱した。両代表がそれぞれ、メディアを介して非難の応酬を行ったのだ。レッドブルRB16Bのフレキシブルリヤウイングが過度にたわむという理由で、メルセデスが抗議する意志をいまだに示し続けていることについて、ホーナーは「メルセデスのフロントウイングがどれほどたわんでいるのかを考えれば、もしも私がトトだったらすぐに口を閉じているはずだ!」と発言した。

 これを聞いたウォルフは即座に逆襲した。決勝レースの後、「クリスチャンは少しおしゃべりが過ぎるようだ。ずっとカメラの前に立っていたいだけなのではないか。もっと控えめにしていたほうがよい」と述べたが、ボールを返されたホーナーは、マックス・フェルスタッペンのタイヤトラブルでチームがワンツーフィニッシュを逃したことへの腹立ちも収まらないまま、さらなる嫌みをぶつけることにした。今度は、ウォルフが自分のチーム課題に関して行っている公的な発言をとらえて、こう批判したのだ。

「トトは自分のチームを公然と酷評することがまったく平気なようだ。私はそれに同意しないが、それも彼の才能なのだろう…」

 こうした応酬をおちょくるかのように、ルイス・ハミルトンは、単純にホーナーとウォルフがリングへ上がってボクシングの試合で決着をつけたらどうかと提案している。これには、そのとき隣に座っていたマックス・フェルスタッペンもかなり受けていた……。


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