
【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:かつてのニキ・ラウダのような役割をウイリアムズで担うジェンソン・バトン
4月28日
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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とある筋から聞いた話によれば、ウイリアムズF1のシニアアドバイザーに就いたジェンソン・バトンは、チームの経営陣が想定していたよりもずっと真剣に、自らの役割を果たそうと取り組んでいるのだという。元F1世界王者のバトンは、2000年に初めてグランプリレースで走るチャンスをくれたウイリアムズにおいて、自らが運営面で積極的な役割を果たすことに強い関心をもっているようだ。
チームをフィールドの前列に復帰させる戦略をまとめるため、ヨースト・カピートCEOや新テクニカルディレクターのフランソワ-グザビエ・ドゥメゾン、大株主であるドリルトン・キャピタルの代表者との間で相当な回数に上るZoom会議を行っている。ウイリアムズの古参スタッフのなかには、バトンの狙いについて、ニキ・ラウダが2012年末から亡くなるまでの間メルセデスで担っていたのと同様の役目を果たしたいのだろうと指摘する声もある。
つまり、日々のチーム運営にはかかわらず、経営にまつわるすべての領域について助言を行うほか、レーシングドライバーが、特にパフォーマンスが出せずに苦しんでいるときなどは、必要に応じて彼らと株主との橋渡し役を務める、ということだ。
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