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【有料記事】新型コロナウイルスで再び中止が懸念されるフライアウェイ・レース

4月20日

 今年のF1第7戦カナダGPは中止が不可避な状勢であり、モントリオールで予定されているのと同じ週末に、トルコGPが昨年に続き代替レースとして開催されることになりそうだ。とはいえ、ステファノ・ドメニカリと彼が率いるフォーミュラワン・マネジメント(FOM)のチームにとって、今シーズンのF1世界選手権を23レースすべて実施するための闘いがこれで終わったというにはほど遠い状況だ。

 ヨーロッパ開催レースの大部分は、実施がほぼ確定した。グランプリレースを新型コロナウイルス(COVID-19)のスーパースプレッダーにしないため、昨年の中盤以降にF1が講じた施策について、ほとんどの開催国がF1関係者を受け入れるには十分と判断したためだ。しかし、ふたつのレースの主催者だけは、観客の入場が認められないかぎり開催は不可能だと主張している。チケットの販売収入が見込めなければ、必要な開催権料をF1に支払うための資金が調達できなくなるためだ。


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