【】ノリスが3位表彰台「2位は逃したが満足の結果。新パーツを持ち込んでくれたチームに感謝」マクラーレン/F1第2戦
4月19日
2021年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは3位、ダニエル・リカルドは6位だった。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=3位
ポディウムに上がれて本当にうれしい。チームとしても僕としても、すごくいいレース運びができた。ドライビングも良かったと思う。我ながらいい判断をした場面が、何度もあったんだ。
でも、楽なレースではなかったよ。特に序盤はかなりタフだった。あちこちで接触があり、僕のスタートも完璧ではなかったけれども、冷静さを保とうと心がけた。そして、集中が途切れないようにずっと気をつけていた。こういう状況では赤旗やセーフティカーが出る可能性が高く、そのうちに思わぬチャンスが訪れることもある。だから、それを念頭に置いて、着実に順位を上げていった。
実際に前方でクラッシュしたり、ミスを犯したりしたドライバーが何人かいた。そして、それを最大限に生かすのが僕の仕事だった。最後にソフトタイヤを選んだのも、いい判断だったと思う。結果として(シャルル・)ルクレールの前に出られたからね。2位を守り切れるかとも思ったけど、さすがにそれは難しかった。
タフなレースの末に、僕にとって、そしてより大事なこととして、チームにとっても満足できる結果が得られた。新しいパーツを持ち込んでくれたチームに、またこのクルマを週末ごとに速くするために、ファクトリーで熱心に仕事をしているみんなに心から感謝したい。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
グリッドへ向かう時点では雨で、それから天気がどうなるのか、誰にも確かなことは言えない。今日はそういうレースの典型だったね。スタートでひとつポジションを上げることができて、少しの間5番手を走っていた。だけど、路面が乾き始めるとフロントタイヤにグレイニングが起きて、あまりいいペースを保てなかった。
赤旗後の再スタートでは、スタンディングスタートになった場合にそれを生かせるようにと考えて、ソフトタイヤを選んだ。そして、あの長いスティントの最後まで、ソフトをうまくマネージメントしていこうと試みたけど、ちょっと無理があったようだ。前後ともタイヤの性能が落ちてきて、苦労させられたんだ。
最高のレースではなかったのは確かだよ。でも、どうにか6位でフィニッシュして、コンストラクターズポイントに貢献できて良かった。ランドも3位に入ったしね。ランド、おめでとう。彼は本当にいいレースをした。このクルマの速さが確かめられたという意味でも、最高にうれしい出来事だ。僕自身のレースペースは、特に良いというわけではなかった。その部分での取り組みを続けて、改善していく必要がある。
(autosport web)
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