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【F速プレミアム】ライコネン観察日記:F1デビュー20年目を迎えても若手に引けをとらないドライビング

4月8日

 信じられるだろうか。2001年3月、キミ・ライコネンがザウバーで初めてF1グランプリに出場した時、アルファタウリ・ホンダの新人ドライバー、角田裕毅はまだ生後10カ月の赤ん坊だった。今年はそのふたりが、世界中のグランプリサーキットで同じレースに出走する。

 私が初めてキミに会ったのも、彼がデビューした2001年のオーストラリアだった。あの日と比べると、現在のライコネンはまるで別人のようにも思える。ほとんど無名で4輪レース経験はたったの23戦だった若者が、それからグランプリで21勝をあげ、2007年にはワールドチャンピオンにも輝き、今日までに331戦に出走してF1史上最も経験豊富なドライバーになったのだから。


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