【】フェルスタッペン出場停止間近。違反点数制を批判
12月21日
「残念だよ。彼ら(F1上層部)は僕らがレースをするのを邪魔すべきじゃない」とフェルスタッペン。
「今となってはどうしようもない。もう少し慎重に行動しなければならない」
「(でも)オーバーテイクしたいのに、相手と接触するのを恐れて引かなければならないなんて。そんなことをファンが望んでいるとは思わない」
「このシステムは修正すべきだと思う。それは僕の仕事じゃないけど。ペナルティポイントが溜まると出場停止になるという形じゃなくて、もっと違う方法で対策すべきなんじゃないかな。例えば罰金とかね。それだってきついけど、出場停止とは違う。そんなことになったらキャリアに傷がつく」
出場停止を恐れてオーバーテイクを控えるようなことはしないが、最初のペナルティポイントが消える5月まではもう少し慎重に行動するとフェルスタッペンは述べた。
「(2016年)序盤数戦は注意しないと」とフェルスタッペン。
「誰かと当たる可能性があるようなときには残念だけどそういうアクションは取れない。とはいえなんとかオーバーテイクするつもりだけどね」
グロージャンとのクラッシュでは危険という批判も受けたフェルスタッペンだが、そのオーバーテイク能力は総じて高く評価されており、ベルギーGPでのフェリペ・ナッセへのオーバーテイクに対し、FIAから「アクション・オブ・ザ・イヤー」の賞が与えられている。
Sky Sports集計によると、現在最もペナルティポイントが溜まっているのはフェルスタッペンの8点、以下パストール・マルドナドの6点、ニコ・ヒュルケンベルグ、グロージャン、マーカス・エリクソンの4点、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの3点と続いている。