【】サインツは予選2番手も、ルクレールは不可解な19番手「マシンの挙動が明らかにおかしかった」フェラーリ/F1第8戦
6月4日
2023年F1スペインGPの土曜予選で、フェラーリのカルロス・サインツは2番手、シャルル・ルクレールは19番手という結果だった。
途中、小雨が降った複雑なコンディションのQ1で、ルクレールは苦しみ、2セット目のソフトタイヤを投入しても十分にタイムを上げることができず、Q1で敗退。最後列19番グリッドから決勝をスタートすることになった。
サインツはQ3を新品ソフトタイヤ1セットで戦った。ユーズドで走った最初のランでは暫定7番手、最後のフレッシュタイヤでのアタックで2番手に浮上した。サインツはホームグランプリをフロントロウからスタートする。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 4番手(1分14秒240:ソフトタイヤ/20周)
予選 2番手(Q1=4番手1分13秒411:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分12秒790:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分12秒734:ソフトタイヤ)
今日の自分の予選には満足している。コンディションは決して簡単ではなかったけれど、良いラップをまとめることができたし、マシンからすべてのパフォーマンスを引き出したと思う。今日の予選では、これ以上やれることはないほど、すべてを出し尽くした。
でも週末はまだ終わっていない。ここから可能な限りベストのレースを実行する必要がある。今週末は各車のタイム差がとても小さいから、楽なレースにはならないだろう。でも挑戦していく。
グランドスタンドで熱心に応援してくれている皆に感謝したい。皆の応援が力になっている。明日は素晴らしいショーを披露したい。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 7番手(1分14秒353:ソフトタイヤ/18周)
予選 19番手(Q1=19番手1分14秒079:ソフトタイヤ)
マシンの挙動に関して明らかに何かがおかしくて、今週末ここまでとはフィーリングが全く違っていた。マシンとデータを調べてみる必要がある。
基本的にリヤのグリップがゼロで、マシンがとんでもなくオーバーステアで、挙動が予測不可能だった。大丈夫だと思っていると、突然スナップが起きるんだ。右リヤコーナーと関係があると思う。最初は1セット目のタイヤが原因だと思った。そのために新しいセットに交換したが、それでもリヤタイヤにこのとても奇妙な挙動が見られた。
本当にがっかりしている。でも明日のレースは長い。オーバーテイクは可能だし、デグラデーションが大きな要素になるだろうから、状況を見ていくよ。かなり後方からのスタートになるのは事実だけどね。
(予選後の会見で語り)マシンをチェックしてみて、何も問題がなかったら驚くだろうね。FP3のトリッキーなコンディションですら、マシンには良い感触を持っていた。だから何かあるんだ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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