【】ペレス、フェルスタッペンの猛追をしのぎ5勝目「SCが出た時には、去年の悪夢がフラッシュバックした」/F1第2戦
3月20日
2023年F1サウジアラビアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスはポールポジションから自身5度目の優勝を獲得した。スタート直後に2番グリッドのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)にかわされたものの、4周目に首位に復帰。セーフティカー出動もあり、15番手スタートのマックス・フェルスタッペンが25周目に2番手に浮上したが、ペレスはギャップを維持してリードを守った。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(50周/50周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
スタートは全然良くなかったが、フェルナンドの前に戻った後は、2番手以下に十分なギャップを築くことができた。そうしたらセーフティカーが出動した。(セーフティカーのタイミングが悪くてリードを失った)2022年のジェッダを思い出したよ……。
セーフティカー出動後はレースを一からやり直すことになった。その後、再度ギャップを築き、それを維持することができて、本当によかった。終盤はマックスが後ろからプッシュしてきたけれど、ギャップを保つことができたんだ。
ミルトン・キーンズのスタッフ、サーキットの現場に来ているスタッフ全員が今シーズン、これほど素晴らしいマシンを作ってくれた。こんな風にプッシュし、結果を出すことができるこのチームの一員でいることがうれしい。自分たちを誇りに思うよ。このチームは高いレベルで仕事をしている。そのメンバーだというのは素晴らしいことだ。
シーズンは長いということを忘れてはならないけれど、今夜、僕たちチームは素晴らしい結果を出した。
(レース後の会見で語り)終盤の(フェルスタッペンとの)レースは楽しかったよ。彼がコンマ1秒速く走れば、僕がコンマ1秒速く走るという感じで、互いをプッシュし合った。一時はチームから一定のペースを守るように言われ、その後、プッシュしろと言われたり、ペースを保てと言われたり、いろいろなことがあった。
セーフティカーが出た時には、去年のことを思い出して「またかよ」って思ったけれど、幸い今年はまだピットストップを済ませていなかった。
(autosport web)
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