【】角田裕毅「後方グリッド確定のためロングランに集中。良いセットアップを見つけ出せればチャンスがある」/F1第16戦金曜
9月10日
2022年F1イタリアGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=8番手/2=15番手だった。
角田は以下のペナルティを受けており、決勝をグリッド後方からスタートすることが決まっている。
・戒告処分5回到達:10グリッド降格
・パワーユニット新エレメント投入(6基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K):グリッド後方からのスタート
・FP2でイエローフラッグ掲示時に十分減速せず:3グリッド降格およびペナルティポイント2(12カ月のなかで12ポイント中8ポイントに)
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズはイタリアGP初日を次のように振り返った。
「このコースで予想される課題に対応するため、FP1ではメカニカルおよび空力のテストアイテムを2台に割り振って試した。スムーズなセッションで、必要なデータをすべて集めることができた。このサーキットではしばしばそうであるように、ターン1のブレーキングが課題だった。ローダウンフォースレベルで走っており、ブレーキングゾーンがバンピーであるためだ」
「FP2に向けて2台に多数の変更を加え、パフォーマンスは正しい方向に1歩前進した。ただ、ふたりともソフトタイヤでクリーンラップを取ることができなかった。裕毅はそのランでスナップに見舞われ、ピエール(・ガスリー)は赤旗に阻まれた。そのため、最終的なショートランでの順位は、本来のものではない」
「ロングランの競争力は非常に高かったので、日曜に向けて励みになる。通常どおり、今夜やるべきことは多いものの、今日の走行により良い基礎ができたと思う」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=8番手(1分23秒260:ソフトタイヤ/26周)/2=15番手(1分23秒217:ミディアムタイヤ/31周)
日曜にペナルティを受けるため、今日は主にレースペースに焦点を当てて作業に取り組みました。ミディアムでショートランをした際にはとても強力だったのですが、残念ながらソフトでは競争力のあるラップを走ることができませんでした。
マシンのフィーリングが僕が望んでいるほどよくなかったので、今夜、ロングランデータをしっかり分析する必要があります。それによってレースに向けてできる限りの準備ができるでしょう。
難しい週末になりそうですが、グリッド後方からスタートするマシンが他にも何台かあることが発表されているので、ロングランにおいて良いセットアップを見つけ、ペースを向上させることができれば、チャンスはあります。
(autosport web)
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