【】角田裕毅19位「グリップがなくて苦戦。なぜアップグレードが効果を発揮していないのか探る必要がある」/F1第13戦決勝
8月1日
2022年F1ハンガリーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は19位で完走を果たした。3回ストップでトップから2周後れでのフィニッシュだった。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンはレース後に次のようにコメントした。
「今日の展開には複雑な思いだ。ピエール(・ガスリー)は(パワーユニットを交換して)ピットレーンからスタートし、非常に強力なレースをした。ソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドをうまく使って12位でフィニッシュしたのだ。残念ながら裕毅にとってははるかに難しいレースになった。すべてのスティントでグリップとバランスに苦しみ、全体的にマシンに満足していなかった。テレメトリーからは問題が明らかになっていないが、原因を突き止めるために調査を行う必要がある」
「より大きな視点で見ると、ハンガリーでは再びポイントを獲得するという目標は達成できなかったものの、今日のレースペースはポジティブなものであり、ピエールはスタート位置が良ければポイントを獲得できる可能性があった。それは良い兆候だ」
「同時に重要なのは、ここでアップグレードについてたくさんのことを学んだことだ。次のアップデートが加われば、また一段階上に上がることができると思う」
「この後、ファクトリーで1週間を過ごし、このグランプリについての分析に集中し、次のグランプリへの準備を行う。その後、サマーブレイクを取ってから、後半戦に向かう。全員、シーズン後半を楽しみにしている」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=19位
16番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
とても難しい一日でした。良いレースをしているという感じがありませんでした。グリップが全くなく、最初から最後までマシンに苦戦していたのです。コース上にマシンをとどめて走り続けることがとても難しく、小さなミスをしてスピンを喫しました。
今回は楽な週末ではありませんでした。なぜアップグレードが思ったような形で効果を発揮していないのか、理由を理解するためにデータを分析する必要があります。
サマーブレイクの間に一度リセットして、シーズン後半にもっと強くなって戻って来ることを目指します。
(autosport web)
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