
【】問題続きの“最悪な一日”になったフェルスタッペン「予選に向け厳しい状況」代表がトラブルについて説明/F1第5戦金曜
5月7日
2022年F1マイアミGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=19番手(ノータイム)だった。
マイアミ新コースでの走行初日、フェルスタッペンはトラブルのため、FP1で14周、FP2で1周しか走行できなかった。FP1ではウォールへの軽い接触があり、さらにマシンのオーバーヒートに悩まされた。チームは、問題が発生したため、予防的措置でギヤボックスと冷却系を交換することを決め、そのためにフェルスタッペンはFP2半ばまでコースに出ることができなかった。しかし走り出してすぐにフェルスタッペンは「ステアリングがきかない」と言い、ゆっくりとピットに戻ってくることに。その際、リヤブレーキダクトからは炎が見えていた。
クリスチャン・ホーナー代表がフェルスタッペン車に起きたトラブルについて次のようにコメントしたと、formula1.comが伝えている。
「彼にとって最悪な一日だった。午前中に問題が起きたため、予防的措置でギヤボックスと冷却系のひとつを交換した。その後、ピットレーンから出て行ったところ、ハイドロリック系の問題が発生し、不運にもそれがリヤブレーキにダメージを与えた」
「ただただ最悪な一日だった。あまり走行できなかった。(速い)計測ラップは5周のみだったと思う。ただ、それはすべて強力なラップだった。赤旗が出たおかげで、(他のドライバーたちに比べての)ロスを抑えることができたが、十分な走行時間がとれなかったことは残念だ」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=3番手(1分31秒277:ソフトタイヤ/14周)/2=19番手(ノータイム/1周)
良い一日ではなかった。周回を重ねてコースについて学び、完璧になじみたかったが、物事が計画どおりにいかなかった。
ハイドロリック系の問題がいくつか発生した。コースに出てすぐに、ステアリングがきかなくなった。さらにブレーキから火が出た。そういった感じでトラブルに見舞われたんだ。
僕のマシンでは、情報やデータをあまり集めることができなかった。だから予選と決勝に向けて苦労するかもしれない。でもベストを尽くすよ。もちろん明日は挽回を目指す。チーム全体で、今日起きた問題を克服するために努力する。予選ではいい位置につけられるといいね。
(autosport web)
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