【】ホンダ田辺TD「ライバルは強力。さらにパフォーマンスを上げる努力を進める」F1第22戦金曜
12月11日
2021年F1アブダビGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/2=4番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=4番手/2=5番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=7番手/2=10番手、角田裕毅はフリー走行1=5番手/2=7番手という結果だった。
ホンダのパワーユニット(PU)搭載車全4台がトップ10に入り、ホンダは「両チームにとって幸先のいいレースウイーク初日」「ホンダパワーユニット勢への期待が高まる初日」だったと振り返っている。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=1番手(1分25秒009:ソフトタイヤ/23周)/2=4番手(1分24秒332:ソフトタイヤ/25周)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=4番手(1分25秒363:ソフトタイヤ/24周)/2=5番手(1分24秒400:ソフトタイヤ/26周)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=7番手(1分25秒822:ソフトタイヤ/28周)/2=10番手(1分24秒940:ソフトタイヤ/27周)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=5番手(1分25秒378:ソフトタイヤ/23周)/2=7番手(1分24秒532:ソフトタイヤ/26周)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
シーズン最終戦・アブダビGPの初日は、昨年から改修されたサーキットの変化を理解するところから開始しました。
今日の時点で昨年の予選のポールポジションのタイムよりも10秒以上もタイムアップしており、非常に高速化していることがわかります。
PUとしては、事前のシミュレーションをもとに、高速化したトラックにデータを最適化することにフォーカスし、4台のマシンとともにセッションを順調に消化していきました。
本日収集したデータをもとに明日の予選、そして明後日のレースに向けて、さらにパフォーマンスを上げる努力を進めます。
今日の走りからも、今回もライバルは強力で、楽な予選・レースにはならないと見ています。最後の最後まで力を尽くし、タイトルを目指して戦っていきます。
(autosport web)
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