2021年F1第17戦アメリカGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
【】角田裕毅9位「ソフトスタートはきつかったが利点を生かして入賞につなげた」チームもタイヤ管理を高評価/F1第17戦
10月25日
2021年F1アメリカGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は9位入賞を果たした。周囲がミディアムタイヤでスタートするなか、ソフトタイヤでグリッドについた角田は、そのアドバンテージを生かして1周目に10番手から8番手に上がり、9周目にピットストップを行うまでその位置を維持した。角田は16周目にポイント圏内に戻り、ハード、ハードとつなげて9位フィニッシュを成し遂げ、2ポイントを獲得した。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは「今日我々は裕毅によって入賞を果たすことができた。我々の努力に値する、素晴らしい結果だ」とコメントした。
「彼はとてもいいレースをした。ファーストスティントのソフトタイヤをうまく生かし、ハード2セットをうまく管理してトラックポジションを維持し、ポイントを獲得したのだ」
「オースティンで我々のパッケージは高いレベルのパフォーマンスを示した。コンストラクターズ選手権5位を目指し、この調子を維持し、ライバルにプレッシャーをかけ続けることを目指す」
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=9位
10番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
今日はいい一日でした。選手権においてチームにとって重要なポイントを稼ぐことができたので、とても満足しています。
今日は暑くて、とても厳しいコンディションでした。ソフトタイヤでスタートするのは簡単ではなかったです。周囲とは違う戦略で走ることになりましたが、それによってオープニングラップにはアドバンテージがあったので、それを最大限に活用することを目指しました。
今日はペースがとても良く、ポイントを獲得することができたのでうれしいです。
(autosport web)
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