【】ボッタス車にエンジン6基目を入れたメルセデス「問題を完全には理解しておらず、常に懸念を抱えている」F1第17戦金曜
10月23日
2021年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=1番手/2=4番手だった。
金曜午前中にFIAは、ボッタス車のパワーユニット(PU)にシーズン6基目のICE(エンジン)とエンジン・エキゾースト・システムが入れられたと発表した。このうちICEはシーズン中使用可能な数を超えているため、ボッタスは今回5グリッド降格ペナルティを受ける。
チーム代表トト・ウォルフは、ボッタスが頻繁にパワーユニットエレメントを交換していることについて次のように語った。
「今年我々が信頼性の問題を抱えていることはご存じのとおりだ。バルテリには6基目のエンジンを入れた。我々自身で選択した行動ではない。現在、解決に努めているが、まだ問題について完全に理解してはいない」
「問題について具体的なことを明かすつもりはないが、常に懸念がある。たとえばモンツァでバルテリは後方からスタートしなければならず、それによって我々はポイントを失った」
「エンジンの基数を抑え、ペナルティを少なく済ませたいと思っていたが、今年は本当に厳しい。この問題を受け止めて、最善の仕事をしていかなければならない」
■バルテリ・ボッタス(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=1番手(1分34秒874:ソフトタイヤ/17周)/2=4番手(1分35秒360:ソフトタイヤ/24周)
マシンはいい感じだから、5グリッド降格のペナルティを受けて、どの位置からスタートするにしても、そこからいいレースができると思う。
上位がかなり接戦だということは今日のタイムを見れば分かる。それでもすべてはこれからだ。
ペナルティがあるため僕は主にロングランペースに集中し、特にFP2ではその作業に取り組んだ。まだ快適に走れてはいないので、セットアップにおいてこれからやるべきことは多い。コースの何カ所かでグリップが大きく低下している場所があり、バランスが不安定だった。
でも今夜最適なオプションを見つけ、何ができるか見ていく。僕の場合、表彰台にたどり着き、優勝争いをするには、他のマシンと戦って、オーバーテイクしていく必要があるんだ。
(autosport web)
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