【】フェルスタッペン最後尾から2位「完璧なピット判断が鍵に。PU交換しつつポイントロスを小さく抑えた」F1第15戦
9月27日
2021年F1ロシアGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2位を獲得した。
前戦イタリアGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触により3グリッド降格、パワーユニット(PU)交換で最後方グリッド降格のペナルティを受けたフェルスタッペンは、20番グリッドからハードタイヤでスタートした。序盤から鮮やかにオーバーテイクを決めていき、53周のレースの25周目には5番手に。26周目にミディアムに交換、12番手でコースに復帰し、終盤には7番手を走行。雨が降り始めた際、48周目にすぐさまインターミディエイトに交換、これが奏功して2位を獲得した。
ドライバーズ選手権では、優勝したハミルトンが首位を取り返し、フェルスタッペンは2点差の2位となっている。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
20番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→インターミディエイト
もちろんこの結果はうれしいよ! 最後尾から2位というのはとてもいい結果だ。今朝起きた時にはこんな結果が出せるとは思っていなかった。
ペナルティを受けながらこの位置でフィニッシュできたことで、ポイントをあまり失わずに済んだ。チームとして僕たちはとてもいい仕事をしたと思う。
インターに換えるという判断が決め手になった。あの時、路面がとても滑りやすい状態だった。タイミングの面で素晴らしい判断をして、適切なラップにピットインした。
後方からのスタートだと何が起きてもおかしくない。特に1周目は皆がポジション争いをしているから、何かが起こる可能性があるけれど、今日はトラブルに巻き込まれることなく、クリーンなレースをして、とてもうまく管理して走り切ることができた。
楽なレースではなく、オーバーテイクも難しかった。さらに、トラフィックのなかを走っていると、タイヤにダメージを受けやすかった。でも幸いにも最後の雨に助けられて、順位を上げることができた。
(インターミディエイトに交換する判断について語り)スリックからインターに換える際の判断は完璧だった。1周前に交換していたら、インターが1周か2周で壊れていただろう。トラックの3分の2がまだ乾いていたからね。正しいラップでピットインして、7番手から2番手に浮上できたというのは、素晴らしい結果だよ。
(autosport web)
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