【】フェルスタッペン、PU交換で後方グリッド降格が確定「すべてを考え合わせてこのタイミングがベストと判断」F1第15戦金曜
9月25日
2021年F1ロシアGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=6番手だった。
金曜FP2がスタートした直後、FIAからフェルスタッペン車に新たなパワーユニットエレメントが投入されたことが発表された(4基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、3基目のエナジーストア、コントロールエレクトロニクス、7基目のエキゾーストシステム)。このうちエキゾーストシステム以外は、シーズン中に使用できる数を越えているため、フェルスタッペンにはグリッド後方への降格というペナルティが科された。フェルスタッペンは前戦イタリアGPで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触において主な責任ありとみなされ、ロシアでの3グリッド降格ペナルティが決まっている。
ホンダはパワーユニット交換について「FP2では、チームと相談の上、フェルスタッペンのマシンのPUを交換しました。イギリスGPでのクラッシュによるダメージで、今季どこかで新たなPU投入が必要となっていましたが、フェルスタッペンに3グリッド降格ペナルティが出ていたことや、翌日の天候などを考慮し、戦略的な判断でFP2での投入となりました」と説明している。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン
フリー走行1=3番手(1分34秒654:ソフトタイヤ/13周)/2=6番手(1分34秒621:ソフトタイヤ/20周)
今回ロシアでエンジンペナルティを受けるのが一番いいと考えた。すべてのことを考慮した上での決断で、もちろん明日の天候も考慮に入れた。いずれはペナルティを受けなければならない状況なので、ここで受けなければ、他のどこかで受けることになる。
今週末はグリッド後方からのスタートになる。できる限りレースで力を発揮するマシンになるようセットアップを仕上げていくつもりだ。それが効果を生むことを願っているよ。日曜のレースのなかで最大限の力を出したい。
今は、明日の天気がどうなるかに注目している。
(autosport web)
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