【】ラッセルが2位でF1初ポディウム「変な経緯であっても、表彰台は表彰台」ウイリアムズ/F1第12戦
8月30日
2021年F1ベルギーGP決勝で、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは2位を獲得し、F1で初の表彰台に上った。ニコラス・ラティフィは9位だった。
■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=2位
コース上は信じられないほど難しいコンディションだった。僕は2番手で、前にはたった1台しかいなかったのに、それでも前を走るマックス(・フェルスタッペン)が時々見えないことがあった。
レースができなかったことを、見に来てくれた人たち、そして中継を見ていてくれた世界中の人たちにとても申し訳なく思う。ただ、安全がなにより優先されなければいけないんだ。
このようなかたちでレースが終わるのは自分のキャリアでも初めてだったから、ちょっと奇妙な気分ではあるけれど、表彰台は表彰台だ。どんな状況であれ、僕たちが成し遂げたことだ。昨日チームとして行った素晴らしい仕事が報われたんだ。
もちろん、仮に今日のレースが予定通り進んでいたとしたら、僕たちがこのポジションをキープするのはかなり難しかったと思う。それでも、チャンスがあれば手に入れるべきだ。
ウイリアムズでの初ポイントを、僕は前戦ハンガリーGPで獲得したばかりだった。そしてここベルギーGPでは表彰台に立つことができた! これは、過去3年間にわたってチームの全員が積み重ねてきた大きな努力に対する報酬だ。
■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=9位
もちろん、このようなかたちでレースウイークを終えたくはなかった。誰もがレースを戦いたいと思っていたはずだ。けれども、残念ながらそうするにはあまりにも危険な状況だった。
でも、ファンは本当に不運だったと思う。一日中、あの寒さのなかで待ち続けてくれたのだから、すごく気の毒だった。最後まで残ってくれた人たち全員に感謝したい。
チームの観点から言えば、今回もポイントを稼ぎ、表彰台を獲得できたことは、コンストラクターズ選手権でのポジションを固めるうえで役立つはずだ。今日は大きな成果が得られた一日だった。
(autosport web)
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