【】抜群のスタートでスプリント予選を制したフェルスタッペン「ブレーキから火が出始めて本当に心配した」F1第10戦
7月18日
2021年F1イギリスGPの土曜スプリント予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番グリッドからスタートでトップに立ち、ポジションを守ってフィニッシュ、日曜決勝のポールポジションを獲得した。フェルスタッペンにとって、4戦連続、今季5回目のポールとなる。
フェルスタッペンは、スプリント予選を制したことで3ポイントを獲得した。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン
FP2 1番手(1分29秒902/23周)
スプリント予選 1番手(2番グリッド/ミディアムタイヤ)
とても楽しかったし、3ポイント稼げたのもうれしい。レースの結果でポールポジションを獲得するというのはすごく変な感じだけど、もちろん喜んでこの結果を受け取るよ。
このサーキットはオーバーテイクが難しい。でも今日はスタートをうまく決めて、1周目にルイス(・ハミルトン)といいバトルをすることができた。その後は、自分たちのペースで走ろうとしたが、結局は最後までプッシュし合う展開になった。それでお互いタイヤにブリスターができて、うまく管理しながら走らなければならなかった。少ない燃料搭載量でレースに臨むと、高速コーナーでプッシュできるけれど、1周ごとにタイヤに負荷がかかっていく。でもそれは誰もが同じ条件だ。
明日までマシンに変更を加えることができない。今日走ってみて、メルセデスとは今回もかなり僅差だということが分かった。僕たちはコーナーでとても速いが、ストレートでは彼らの方が速い。明日はとてもエキサイティングなバトルになるだろう。チームは今週末の新しいフォーマットをうまくこなしている。
それから、ファンにも心からの感謝の気持ちを伝えたい。彼らが何よりもイギリス人ドライバーを応援するために来ていることは分かっているが、それでもスタンドで声援を送っているファンの姿を見られるのはうれしいことだ。明日はルイスをはじめ他のドライバーたちといいバトルをして、引き続きファンを楽しませたいと思っている。
(グリッド上で後ろの全マシンが整列するのを待っている際に、ブレーキから炎が出始めた時のことについて語り)すごく心配だった。少しぐらいの炎なら問題ないけれど、炎がかなり大きくなってきていた。ミラーでグリッド後方を見ながら「頼むから、急いでグリッドについてくれ!」と思っていたよ。
ターン3に入っていくとき、ブレーキが効くのかどうか、確信が持てなかった。でも幸い大きなダメージはなかった。グランドスタンドにいる人たちが、僕のブレーキが燃えているのを見て写真を撮っていた。いい絵が撮れただろうね!
(autosport web)
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