
【】ホンダ、スプリント予選のフロントロウを確保「新フォーマットの苦労はあったが円滑な初日」と田辺TD/F1第10戦
7月17日
2021年F1イギリスGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=1番手/予選=2番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=8番手/予選=5番手だった。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはフリー走行1=11番手/予選=12番手、角田裕毅はフリー走行1=12番手/予選=16番手という結果だった。
今回初めてF1スプリントフォーマットが取り入れられ、フェルスタッペンはルイス・ハミルトン(メルセデス)の隣のフロントロウから土曜のスプリント予選をスタートすることになる。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=1番手(1分27秒035/23周)/予選=2番手(Q1:1番手1分26秒751/Q2:2番手1分26秒315/Q3:2番手1分26秒209)
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
フリー走行1=8番手(1分28秒163/25周)/予選=5番手(Q1:4番手1分27秒121/Q2:6番手1分27秒073/Q3:5番手1分26秒844)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=11番手(1分28秒449/28周)/予選=12番手(Q1:13番手1分27秒600/Q2:12番手1分27秒273)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
フリー走行1=12番手(1分28秒600/29周)/予選=16番手(Q1:16番手1分28秒043)
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
通常とは異なる形式で行われる今年のイギリスGPの初日は、明日のスプリント予選のスタートポジションを決める予選セッションが行われました。レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がトップに僅差の2番手でフロントロウに。チームメイトのペレス選手が5番手のポジションを確保しました。一方で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダについては、ガスリー選手が12番手、角田選手が16番手と、2台ともにここまでのレースと比較するとかなり苦しんだ予選になりました。
我々にとって、今日はこれまでに経験がない形式で行われたGP初日となりましたが、基本的にはスムーズにオペレーションを進めることができました。ただし、FP3まで様々なことを試すことができるいつもの週末とは異なり、FP1の60分間のみのデータから、PU(パワーユニット)・車体ともに、その後に行われる予選・スプリント予選・決勝レースのセッティングを決めなければいけないという点に関して、難しさを感じた一日にもなりました。
明日のスプリント予選も今日と同様に未経験のセッションとなりますが、今日のデータを解析して、想定される場面への対応を十分に整えて臨みたいと思います。
(autosport web)
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