【】角田裕毅15位「想定したペースを発揮できず。車の挙動についてチームと見つめ直していきたい」F1第3戦決勝
5月3日
2021年F1ポルトガルGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は14番グリッドからスタートし、15位を獲得した。
ミディアムタイヤでスタート、21周目にハードに交換する1回ストップで走った。1周目に順位を落とし、序盤にはトラックリミット違反を2回犯した(ペナルティはなし)。15番手を走行中にピットストップ、いったん最下位に落ちた後、33周目に15番手に上がり、それ以上はポジションを上げることなく、1周遅れでフィニッシュした。65周を走り、初走行のサーキットで貴重な経験を積んだ。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅 決勝=15位
タフな一日で、レース序盤からグリップがなく、全くペースを発揮できませんでした。今週末はずっとマシンバランスに苦しみましたが、みんな同じ条件で走っていたわけですから、データを分析して、ここポルトガルで何がうまくいかなかったのかを確認する必要があります。ここからしっかりと学んで、スペインに向かいます。
(ホンダが公開したインタビューで語り)予選前までにはほぼコースに慣れて、あとは自分でプッシュするのみだと思っていました。
レースはミディアムタイヤでスタートしたものの、早く前(フロント)が終わってしまったのは予想外でしたし、練習ではレースペースがよかったのですが、決勝では前のソフトタイヤ勢よりも遅く、フロントが全然入らなくなってピットインせざるを得ない状態になりました。挙動も一定ではなかったので、難しいレースでした。
僕自身にも(学んだ点は)もちろんありますが、クルマの挙動についてなど、チームと話し合っていきます。一番僕が気になるのは、チームメイトと同じセットアップで走っても、全くフィードバックが異なり、クルマの挙動などを見ても全然違うこと。圧倒的に僕の方が曲がっていないので、それがうまくいくコースもあるし、いかないコースもあり、今回はフロントを使うコースだったので、ネガティブな方に出てしまったのかなと思いますが、そのあたりを見つめ直していきます。
(autosport web)
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