【】メルセデス代表も称賛。苦しんだボッタスが巻き返しのポール「予選の弱点を徹底的に修正。努力は必ず報われる/F1第3戦
5月2日
2021年F1ポルトガルGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスはF1キャリアでの17回目のポールポジションを獲得した。
FP3では3番手(1分18秒820/19周)。予選ではQ1では1分18秒722で1番手、Q2では1分18秒458で2番手、Q3では1分18秒348でポールポジションをつかんだ。
ボッタスは前戦エミリア・ロマーニャでは予選で8番手にとどまり、決勝で9番手を走行している際に後方から追いついてきたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)との間で接触が起き、リタイアに終わった。
チーム代表トト・ウォルフは、前回悲惨な週末を過ごしたボッタスが今季初ポールを獲得したことを喜び、「この2戦は予選が我々の弱点だったが、今回トップに戻ることができた。バルテリがこれほどのパフォーマンスを発揮するのは初めてではないが、今日の彼は素晴らしかった。常々言ってきたように、彼にはトップに立つ力があるのだ」と称賛した。
ボッタスは決勝をミディアムタイヤでスタートする。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=1番手
予選で経験していたいくつかの問題点について理解するために、懸命に努力した。物事を修正したことで、今日の結果を出すことができた。どちらかというとこれが本来の状態なんだ。満足だよ。
最初の2戦は、スピードがあるのは分かっていたが、タイヤのウォームアップをうまくできないことが一番の問題点だった。この点に焦点を当てて作業を行い、学習を積んだんだ。このハードワークが報われるだろうことは最初から分かっていた。冷静さを保ち、プランを実行し、細かい部分に目を向けることがカギだった。特にアウトラップが重要だった。
予想していたより強さがあったことは、うれしい驚きだ。でもまだ予選にすぎない。すでに明日の決勝に気持ちを切り替えているよ。レッドブルのマシンは決勝で強力だと分かっている。最高の戦いになりそうだ。
(F1公式サイトに語り)精神面で、イモラから多くのことを学んだ。どのレースからも学ぶことがある。前戦からも学ぶべきことを学び、忘れるべきことは忘れて、前に進んだ。いつだって懸命に取り組めば、結果が出る。それはチームに対しても言い続けてきたことだ。今日は、いい走りをすれば、ポールを獲ることは可能だと分かっていた。
(autosport web)
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