【】8位アルボン、接触のペナルティに不満「僕ひとりの責任だとは思わない」レッドブル・ホンダ【F1第4戦決勝】
8月3日
2020年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは8位だった。
アルボンは12番グリッドからミディアムタイヤでスタート。オープニングラップの最終コーナーでケビン・マグヌッセン(ハース)を抜こうとした際に接触、このアクシデントによるセーフティカー明けの6周目にハードタイヤに交換し、最後尾に落ちた。
接触相手のマグヌッセンがリタイアした後、アクシデントを審議した結果、スチュワードは、接触の責任の大部分はアルボンにあると判断した。「ターン18でのオーバーテイクは例外的であり、実行するのが困難である。アルボンの方が速さでは勝っていたが、オーバーテイクに動いたのが遅すぎ、カーナンバー20のイン側のギャップが縮まっていくのは予想されたことだった。オーバーテイクを取りやめる試みもぎりぎりになってなされたものと思われる」とスチュワードは説明している。これによりアルボンには5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2が科された。
アルボンは30周目にミディアムタイヤに交換する際に、タイムペナルティを消化。その後、アルボンは順位を上げていき、最後から2周目にポイント圏内に入り、8位を獲得した。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=8位
8位は目指しているポジションとは言えないけれど、レース序盤にマシンに損傷を負い、ペナルティを受けたことで、今回はダメージを最小限に抑えることが目的のレースとなった。
ケビンとのインシデントについては(責任は)フィフティ・フィフティだと僕は思う。彼がミスをして空間ができ、僕はそこに飛び込んだ。彼が僕がいるのを知らないのだと気付いた瞬間にドアを閉められて、僕はなんとか避けようと思ったが、接触してしまった。コーナーへの進入スピードの差が大きくて、避けることができなかった。
今週末はたくさんの作業に取り組まなければならなかったが、ベストを尽くしたし、レースペースはまずまずだったので、後方からポジションを上げることができた。
シルバーストンで来週末もレースをすることができてうれしい。このコースが大好きだし、今週学んだことを活用し、実践する機会になるからね。
(autosport web)
アレクサンダー・アルボン関連記事
- アルボン「週末を通じてグリップ不足。チームに加入して以来最も困難なレースのひとつ」:ウイリアムズ F1第6戦決勝
- アルボン「タイヤのデグラデーションに苦戦。オコンを抜くほどのペースもなかった」:ウイリアムズ F1第5戦決勝
- アルボン「ダニエルは僕を見ていなかったようで、引こうとしたが間に合わず接触した」:ウイリアムズ F1第4戦決勝
- サージェント「ステアリングのエレクトロニクス問題が再発。早く直すことが何よりも重要」:ウイリアムズ F1第1戦決勝
- ウイリアムズが3列目独占、サージェントが自己最高位「決勝ではストレートで皆を苦しめるつもりだよ」F1第22戦予選
- アルボン「スタートは文句なしだったが、僕にはどうすることもできなかった」ウイリアムズ F1第21戦決勝