2026.04.28

HRC SakuraにてAMR26による静的テストを実施。ホンダ折原GM「一定の進歩が見られた」


2026年F1第3戦日本GP ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア
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 約4週間のインターバルが終わり、現地時間5月1〜3日には2026年F1第4戦マイアミGPがアメリカ・フロリダ州のマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催される。今季2度目のスプリント開催となるマイアミGPを直前に控え、ホンダ・レーシング(HRC)は折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアのコメントを発表。日本GP後にアストンマーティンF1の2026年型マシン『AMR26』をHRC Sakuraに運び、振動の低減と信頼性の向上を目的とした静的テストを実施したことを明らかにした。

「日本GP以降、レースのない長いインターバルとなりましたが、その約4週間は非常に充実した時間になりました。日本とイギリスで、アストンマーティン・アラムコF1チームと緊密に連携しながら多くの作業を進めてきました」と、折原GM。

「日本GPでは、我々の取り組みが正しい方向に進んでいると確認でき、今後も前進し続けるための大きなモチベーションとなりました。その後、鈴鹿でレースを走行したAMR26のうち1台を初めてSakura(HRC Sakura/栃木県さくら市)に残し、振動の低減と信頼性の向上を目的に、静的テストを行い、一定の進歩が見られました。これにより、マイアミおよび今後のシーズンに向けて追加の対策を投入できる見込みです。ただし、この進展がパワーユニット(PU)のパフォーマンスに目に見える形で影響することはないため、ここでの大きな飛躍は期待しないほうが現実的です」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第3戦日本GP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 なお、マイアミGPは約4週間のインターバル明けの一戦、かつスプリント開催でフリー走行が1セッションとなったこともあり、週末唯一のフリー走行は通常の60分から90分に変更される。

「マイアミは、2026年カレンダーの中で、初めて低速コーナーが多く登場するサーキットです。ふたつの長い全開区間と、複数の低速コーナーを併せ持つユニークなレイアウトで、マシンセッティングの最適解を見つけるうえで非常に興味深いコースです」と、折原GM。

「PUの観点では、低速区間でのドライバビリティが重要になるため、このセクターにおけるエネルギーマネジメントの最適化が、パフォーマンス最大化の大きな鍵となります。また、この区間でのエネルギーロスをいかに削減するかも重要なポイントです」

「加えて、マイアミは今シーズン最初の高温条件での週末でもあります。新レギュレーションの下でPUの温度を適切に管理することも不可欠です。今週はスプリントレースも実施されるため、フリー走行は90分間のFP1のみです。限られた時間で、スプリント予選に向けて新レギュレーション下におけるすべてのデータ設定を最適化し、かつ最適な冷却仕様を決定する必要があるため、FP1はより中身の濃いセッションになると考えています」

 約4週間ぶりの実戦を迎えるホンダPUとアストンマーティンF1の戦いに注目が集まる。

2026年F1第3戦日本GP ホンダ・レーシング(HRC)のスタッフ


(Text:autosport web)

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