F1、トルコGPの復活を発表。2027年より5年契約、2031年までの開催が決定
4月24日(金)、F1は、2027年よりトルコGPを開催することを発表した。
トルコGPは、トルコ最大の都市であるイスタンブールの郊外に位置するイスタンブール・パークにおいて、2005年に初めて開催された。2011年まで行われてきたが、2012年以降は契約金の問題によりカレンダーから外れている。なお新型コロナウイルスの影響により、カレンダーの再編を余儀なくされた2020年と2021年には、中止になったグランプリを補う形で急遽グランプリを開催した。

最近では、トルコが2027年からのF1カレンダー復帰を目指していること、そしてそのためには現代F1の要求を満たすことのできる常設のホスピタリティ施設をサーキットに設置することが求められていると報じられてきた。
今回の発表によると、F1とトルコの青年スポーツ省との合意に基づき、2027年から5年間のトルコGP開催契約が締結され、2031年までの開催が決まった。F1カレンダー復帰に際し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、次のようにコメントを発表した。
「F1は、その壮大なスペクタクル、若いファン層、そして自動車技術におけるリーダーシップによって際立つ、世界有数のスポーツイベントだ。我々の国においても、F1は、特に若者を中心にあらゆる年齢層から幅広い支持を得ており、熱狂的なファン層が存在する」
「我々はこれまで合計9回F1を開催してきた。2005年から2011年の間に7回、そして新型コロナウイルス感染症が流行した2020年と2021年の2回だ。特にターン8で有名で、レースファンに人気のあるイスタンブール・パークは、2027年から2031年までの5シーズンにわたり、再びエキサイティングで質の高いレースを開催する予定だ」
「トルコがF1カレンダーに復帰することは、我々の強固な組織力、近代的なスポーツと医療のインフラ、そしてもちろん、トルコ国民の卓越したホスピタリティといった、我々の国に対する強い信頼の明確な表れだと考えている」
またF1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、「2027年より、活気に満ちた素晴らしい都市であるイスタンブールに戻り、トルコや世界中のファンのみなさんに、F1のエキサイティングでチャレンジングなサーキットでの熱狂をお届けできることを大変嬉しく思う」と述べた。
「イスタンブールはヨーロッパとアジアの文化の玄関口であり、歴史と伝統が融合した独特の魅力と、スポーツ、ビジネス、エンターテインメントにおける先進的なアプローチを兼ね備えている」
「F1復帰に力を注いだエルドアン大統領、青年スポーツ省、文化観光省、そしてトルコ自動車スポーツ連盟に感謝する」
今回のトルコをはじめとして、現在F1を開催したいと望む国は多い。かつてF1を開催した経験のある国のなかでは、インドやアルゼンチンが復帰を狙っていると報じられており、実際にアルゼンチンは2028年からの開催に向けてサーキットの改修工事を行っている。F1のカレンダーへの復帰、あるいは新規参入をめぐって、今後も多くの国の名前を聞くことになりそうだ。