【】開幕から3戦連続入賞のガスリー、マシンに好感触「あとはもっといいものにするだけ」一方で上位勢との差も痛感
4月11日
BWTアルピーヌF1チームのピエール・ガスリーは、2026年型マシン『A526』に搭載されているメルセデス製のパワーユニットについて「現状では最高のものがある」と評価し、マシンそのものも「いいパッケージ」と手応えを語った。
ガスリーとアルピーヌは、第2戦中国GPと第3戦日本GPでは明確に中団チームのトップだった。ガスリーはこの両レースでオラクル・レッドブル・レーシングと4度のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンに挑み、中国では惜しくも敗れたが、日本ではフェルスタッペンよりも前の順位を守り切った。

2025年シーズンではアルピーヌがコンストラクターズ選手権の最下位だったことを考えると、ガスリーのパフォーマンスはアルピーヌの状況が劇的に好転したを証明しており、チームの大きな進歩に勇気づけられたガスリーはさらに高い目標を目指している。
ガスリーは、A526のパフォーマンスの向上は「一夜にして実現するものではない」としつつも、「夏休み明けには、上位グループでもう少し存在感を示せるようになりたい」と語った。また日本GPでのレースペースを分析したガスリーは、ミディアムタイヤで走行した第1スティントと、ハードタイヤに履き替えた第2スティントの両方で、ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム)とルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)に近づくことができたと説明した。
しかしガスリーは、「この戦いに本格的に参加するには、まだ差が大きすぎると思う」と認めた。レース終了時点で6位のハミルトンと7位のガスリーの差は「7秒」であり、「28周以上走って7秒というのは、0.3〜0.4秒差ということだ。そのことに目を向ける必要がある」とガスリーは述べた。
予選ではグリッド3列目まであとわずか0.1秒というところまで迫ったガスリーだったが、レースで何が足りなかったのかと問われると、「マシンは少しトリッキーで、予選ほど快適ではなかった」と明かした。
「高速域で少し苦戦している。現時点では僕たちにとってそれが限界だとはわかっている。改善すべき点がわかっているのはいいことだ」
「パワーユニットについては心配の必要はない。現状最高のものを手に入れているし、シャシーと、これからやるべきことに集中する必要がある」

ガスリーは「いいパッケージがあると思う。あとはもっとよくするだけだ」と主張した。
「レース全体を通して4度の世界チャンピオンを後ろに抑えておくことは、チーム全員にとっていいことだ。マシンがあらゆるタイプのコースでうまく機能しているように見えるので、とても嬉しい。このことは間違いなく自信に繋がる」
「今年は昨年とはまったく違う。これが、今後数カ月でさらにいい状態に仕上げるための後押しになってくれるといいね」
(Text : GrandPrix.com)

