【】FIAがF1規則修正に向けて協議を開始。エネルギーマネジメント問題への対応策をマイアミ前に導入の可能性
4月10日
FIAは、2026年F1レギュレーションに対する変更の可能性を議論するための会議を4月9日に開催し、各チームおよびパワーユニットマニュファクチャラーの代表者との協議を行った。今回は何も決定されず、今後、4月に予定されている複数回の会議を経て、次戦マイアミGPに向けて、何らかの変更が行われる可能性がある。
■2026年F1規則見直しに向け、会合をさらに3回計画
大規模な規則変更が導入されて3戦が経過し、エネルギーマネジメントの重要性が増したことにより、マシン同士の接近速度が高くなる場合があることや、予選でドライバーが全力でプッシュし続けられないことなど、いくつかの問題点が浮上。それを踏まえて、レギュレーションを修正する可能性について検討することになった。
9日の会合に続き、15日、16日、20日にも会合が予定されており、合意事項はFIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)の承認を得たうえで、正式に規則へ組み込まれる。

■エネルギーマネジメント規則の調整に焦点
FIAは、2026年F1レギュレーションに対する変更の可能性を議論する一連の会合の第1回について、以下のような声明を発表した。
「本日の会合には、FIAと各チームおよびパワーユニットマニュファクチャラーの技術専門家が参加し、2026年F1技術規則および競技規則の自然な進化の一環として、幅広い議題が取り上げられた」
「これまでのレースがエキサイティングなものとなっている点については概ね合意が得られたが、エネルギーマネジメントに関する規則のいくつかの側面に調整を加えることへのコミットメントも確認された。ステークホルダーの競争的な性質を踏まえた難しいテーマについても、建設的な対話が行われた」
「この一連の会合は、2026年F1シーズン最初の3戦終了後に開催することで、今年の早い段階で全当事者間で合意されていた。議論に先立ち、十分な技術データを収集するため、この日程が設定されたものである」
「協力的な議論の一環として、今後2週間にわたりさらなる会合が予定されている。4月15日には競技規則に関する会議が開催され、技術的変更を実施するために必要となるセクションB(現在競技規則が分類されている部分)の改訂について議論される」
「次の技術会合は4月16日に予定されており、本日議論された事項のフォローアップが行われるとともに、新たな議題も提示される」
「すべてのステークホルダーの代表者が参加するハイレベル会合は4月20日に予定されており、技術チームが共同で提案する優先案が検討され、今後の方向性についてコンセンサスが模索される見込みだ」
「2026年のレギュレーションは、チーム、OEM、パワーユニットマニュファクチャラー、商業権保有者、そしてFIAがテーブルに着き、緊密な連携のもとで策定・合意されたものである。今回の変更の可能性も、この協調の精神のもとで議論されている」
(GrandPrix.com)

