【】ガスリーがフェルスタッペンを抑え切って7位入賞、アルピーヌは選手権5位に「今のライバルはレッドブル」とブリアトーレ
3月30日
2026年F1日本GP決勝で、アルピーヌのピエール・ガスリーは7位で入賞、フランコ・コラピントは16位だった。
ガスリーは序盤、グリッドと同じ位置7番手を維持して走行、セーフティカー出動中にタイヤ交換を済ませ、7番手でリスタートを迎えた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がすぐ後ろを走り、プレッシャーをかけてきたが、ガスリーは抜かれる場面もあったものの、すぐに前のポジションを取り戻し、0.337秒差で抑え切って7位6ポイントを手に入れた。
コラピントは15番グリッドからスタート、3周目には13番手に上がった。後ろを走るオリバー・ベアマン(ハース)が16周目にタイヤ交換を行ったことを受け、チームはそれをカバーするために、コラピントを17周目にピットに入れ、前のポジションを維持することに成功。しかし21周目、コラピントを追いかけていたベアマンは、突然コントロールを失ってコースオフ、スプーンのバリアに衝突する事故が起きた。マシンから降りた直後のベアマンは足に痛みを感じている様子だったが、後に検査を受けた結果、幸い骨折はしていないことが判明した。
事故の原因は、エネルギーデプロイメントの関係で2台に大きなスピード差が生まれたことであり、ベアマンはコラピントへの衝突を避けようとしてバリアに激突した。FIAはこれを受けて声明を発表、当初の方針どおり、新レギュレーションに修正が必要かどうかの評価を行うと表明した。
ベアマンのクラッシュでセーフティカーが出動、それがコラピントのライバルたちにとって有利に働き、コラピントはレース後半を16番手で走行、ポジションを上げることなくフィニッシュした。
日本GPでガスリーが6ポイントを稼いだことで、アルピーヌはコンストラクターズ選手権の順位を7位から5位に上げた(レッドブルと同点だが、リザルトによりアルピーヌが上)。
エグゼクティブアドバイザーのフラビオ・ブリアトーレは、アルピーヌはトップ3チームに続く位置にいるとして、「現時点で我々は、4番目に速いマシンとしてレッドブルと競い合っている」とコメントした。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌ F1チーム)
決勝=7位(53周/53周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「最初から最後までとても激しいレースだったから、7位でフィニッシュしてチャンピオンシップにさらにポイントを加えられたことにとても満足している。レースはとてもうまくいき、チームが終始うまくマネジメントしてくれた」
「セーフティカーの前後で、まるで異なる2つの局面があったような展開だった。今季ここまでを見ると、レース中にたくさんのことが起こっているため、今日もどこかでセーフティカーやバーチャルセーフティカーが出ることは、ある程度予想していた」
「レース前半では後続との差をうまく築くことができていた。その後、セーフティカー明けには、マックスから25周にわたって強いプレッシャーを受け、それに対して防御しなければならなかった。4度のワールドチャンピオンを相手に守り切るのは簡単ではないが、7位を維持し、ポイントを持ち帰れたことをうれしく思う」
「チームにとってポジティブな週末であり、前を行く速いチームのなかには、僕たちと大きな差がないチームもある。このマシンにはしっかりしたベースがあるので、モチベーションを維持しつつ、前の集団に追いつくために努力を続けていく」

■フランコ・コラピント(BWTアルピーヌ F1チーム)
決勝=16位(53周/53周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「とても長く、フラストレーションの溜まるレースだった。ほとんどの時間を前のマシンのリヤウイングを見ながら過ごしていたんだ。スタートはとてもうまくいき、オープニングラップでポジションを一つ上げ、レーシングブルズの2台と接近戦を繰り広げつつ、ポイント圏内を狙える位置にいた」
「オリー(ベアマン)をカバーするためにピットに入り、前のポジションを維持することができた。数周にわたって彼とバトルしていたが、突然彼がスプーンで、僕の目の前で芝生を横切ってスライドしていくのが見えた。後で映像を確認すると、大きな速度差があったことが分かった。今年のF1マシンの特徴としてそういうことが起こり得るんだ。彼が無事で本当に良かった」
「その後にセーフティカーが出たが、僕たちにとってはタイミングが悪くて、ポジションを落とす結果となった。それまではリアム(・ローソン/レーシングブルズ)や他のドライバーたちと争っていた。実際にバトルしていた相手が最終的にポイントを獲得しているのを見ると残念だ」
「結局のところ、レースを有利なポジションで戦うためには、予選のパフォーマンスを向上させる必要がある。これからのインターバルを活用してエンストンのファクトリーで懸命に努力を重ね、マイアミではより強くなって戻ってくるつもりだ」

(autosport web)
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