【】3位ルクレール「メルセデスの心理戦に一時は混乱」ハミルトン、表彰台の位置を保てず「不可解なパワー不足」
3月30日
2026年F1日本GP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは3位で今季2度目の表彰台を獲得、ルイス・ハミルトンは6位という結果だった。
4番グリッドのルクレールはスタートで2番手にジャンプアップ、しかし4周目にはジョージ・ラッセル(メルセデス)に抜き返された。後方から迫るアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とのバトルの後、ルクレールは17周目という早いタイミングでタイヤ交換を行った。ところがその数周後にセーフティカーが出動したことで、ルクレールは5番手に落ちてしまった。
リスタート時には、首位アントネッリ、2番手オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手ラッセル、4番手にはセーフティカー導入時にピットストップを済ませることができたハミルトンが浮上し、ルクレールはチームメイトの後ろを走ることになった。ハミルトンはリスタートでラッセルをかわして3番手に上がり、ルクレールも数周後に4番手に浮上。チームメイト同士のバトルの末にルクレールが前に出て、ハミルトンはその後、ラッセル、ランド・ノリス(マクラーレン)に抜かれて、6番手まで落ちてしまった。ルクレールはラッセルと3番手争いを繰り広げた結果、0.484秒差でポジションを守ることに成功した。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=3位(53周/53周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日は本当に大変なレースだった。セーフティカーのタイミングがやや不運だったため、前のグループを追いかけなければならなくなったんだ。ピットストップ後の数周でいくつかポジションを失ったが、結果的に早めのピットストップは大きな不利にはならなかった。ただ、最後まで走り切るために、慎重にタイヤをマネジメントする必要があった」
「良いレースだった。オスカーに追いつくには少しペースが足りなかったけれど、ポジティブなレースであり、適切なエネルギーマネジメントによって、ジョージに対してうまく防御し、チームにたくさんのポイントを持ち帰ることができた」
「マイアミまでの数週間で、これまでのことを振り返り、改善のために取り組んでいく。そしてこの休みの後、自分たちの立ち位置を確認してみよう」
(レース後の会見で、メルセデス陣営の心理戦について語り)「相手はかなりしたたかだった。彼(ラッセル)のエンジニアが無線でいろいろ指示を出していて、僕のエンジニアがその内容を伝えてくれていたが、実際には彼(ラッセル)はその逆のことをしていたんだ。ある時点ではかなりプレッシャーを感じた。たとえば『バックストレートで全てを使うよう指示されている』などと伝えられたが、彼は4周連続で指示とはまったく逆のことをしていた」
「でもすぐに状況は理解できて、防御もできたよ。一度だけ最終コーナーで不意を突かれたけどね。楽しいレースだった」

■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=6位(53周/53周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「厳しいレースだった。これは僕が望んでいた結果ではない。最初のスティントではタイヤマネジメントの面ではうまくいっていたが、単純に戦うためのペースが不足していた」
「今後の焦点は、その理由を理解し、改善策を見つけることにある。次戦まで1カ月あるため、この期間を使って開幕3戦のあらゆる要素を分析し、より強くなって戻ってくるつもりだ」
(『Sky Sports』に対して語り)「最終的にはひどい結果になった。一時は3番手を走っていたのに、順位を落としてしまったんだ。どこでこれほどパワーを失っていたのか理解する必要がある。特にセカンドスティントで顕著だったが、序盤からすでにパワー不足があり、前のマシンについていけなかった」
「これは理解できない。全開で走り、指示されたとおりにマネジメントも行っていたのに、なぜかパワーが足りなかった。マシンに何か問題があるのかどうかを突き止める必要がある」

(autosport web)
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