2026年F1第1戦オーストラリアGP チームとして最初のグランプリを迎えたキャデラックF1チーム

【】キャデラックF1初のグランプリはペレスが16位「エントリーから1年でレースを完走できたのは本当に素晴らしい」

3月10日

 2026年F1第1戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、キャデラックF1チームのセルジオ・ペレスは16位、バルテリ・ボッタスは燃料システムのトラブルによりリタイアでレースを終えた。

 今年からF1に参戦するキャデラックにとって、このオーストラリアGPは最初のレースとなった。ペレスは8番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、第1スティントではリアム・ローソン(レーシングブルズ)とホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開。接触もあったが、これについてはお咎めなしとなった。その後ペレスは18周目にハードタイヤに交換し、43周目にはソフトタイヤにスイッチ。2ストップ戦略で走り切り、16位で完走した。

 一方ボッタスは、2024年の最終戦アブダビGPで科されたグリッド降格ペナルティが競技規則の変更により取り消しになったため、予選順位通りに19番手からペレスと戦略を分けてハードタイヤでスタートした。しかし16周目に燃料システムのトラブルが発生。ボッタスは最終コーナー手前の芝生の上にマシンを止めることになった。

 レース後、キャデラックのグレアム・ロードン代表は「チームのパフォーマンスには本当に満足している」と語り、チームの努力を称え感謝を述べた。

「キャデラックF1チームが完走できたのは素晴らしいことだ。我々は素晴らしいライバルたちと戦っており、彼らには大きな敬意を抱いている。そして私は、我々がここで築き上げているチームにも大きな信頼を寄せている」

「これは我々の旅にとって本当にいいスタートだ。インディアナポリス、シャーロット、シルバーストーン、そして風洞のあるドイツのチームメンバー全員に感謝したい」

■セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
決勝=16位(55周/58周)
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ハード

リアム・ローソン(レーシングブルズ)&セルジオ・ペレス(キャデラック)
2026年F1第1戦オーストラリアGP ポジションを争うリアム・ローソン(レーシングブルズ)とセルジオ・ペレス(キャデラック)

「チームとしての最初のレースが終わった。(F1への)エントリーが確定してからわずか1年でレースを完走できたのは本当に素晴らしいことだ」

「このレースはこれで終わりだ。僕たちはパフォーマンスを上げて、もっとハードなレースをできるようにする必要がある。チーム内では競争力はあると感じており、ギャップを縮めてより大きな結果を狙うためには、こういう姿勢でいることが必要だ」

■バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
決勝=DNF(15周/58周)
19番グリッド/タイヤ:ハード

ジョン・ハワード&バルテリ・ボッタス(キャデラック)
2026年F1第1戦オーストラリアGP レースエンジニアのジョン・ハワード&バルテリ・ボッタス(キャデラック)

「今日僕たちはチームとして歴史を作った。初めてのグランプリの週末、僕たちはここにいて、レースに出場する。これはみんなにとって誇らしい瞬間だ」

「燃料システムのトラブルでリタイアしたのは残念だが、僕たちは多くのことを学んだ。チームはチェコ(編注:セルジオ・ペレスの愛称)のマシンで完走を果たすという素晴らしい仕事をした」

「今週末から得られるものはまだたくさんある。これはこの旅の始まりにすぎない。僕はこのプロセスを楽しんだし、中国に行って次の挑戦をするのが待ちきれない」



(Text : autosport web)